【補足解説付き】Unity公式チュートリアル日本語翻訳【Basic Tutorials - 04:Prefab power - Ramping up】
チュートリアルの始め方
上図はUnityを起動した直後の画面です。Projects タブにはあなたが作成したゲームの一覧が並びます。Learn タブには Unity の公式チュートリアルの一覧が並びます。チュートリアルを学ぶためには Learn タブを選択します。
チュートリアル本編
「04:Prefab power - Ramping up」をダウンロードすると現れる「Start」ボタンをクリックして開始します。
プレハブはすべての Unity ゲームの背後にある秘伝のタレです。このレッスンでは、プレハブを構築する方法を学びます。
ゲームオブジェクトを望みどおりに設定したら、そのゲームオブジェクトを保存してそれをコピーすることができます。保存されたファイルをプレハブと呼びます。このチュートリアルではプレハブの使い方を学びます。
最初に解決しなければならない問題を見てみましょう。テストをするために再生ボタンをクリックします。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターを緑色の三角マーカーまで動かします。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
ゴール前の扉が開きましたが、そこまで行くことができません。私達のゲームに変更を加えるために、再生ボタンをクリックして再生モードを終了します。
明るく強調されているウィンドウはプロジェクトウィンドウと呼ばれています。プロジェクトウィンドウにはゲームで使用される全てのファイルが表示されています。これらのファイルはアセットと呼ばれます。 アセットの種類には3Dモデル、音声ファイル、スクリプトなどがあります。プレハブはゲームオブジェクトのコピーを作るためのテンプレートです。プレハブもアセットの一種なのでプロジェクトウィンドウの中から見つけることができます。
明るく強調されたプロジェクトウィンドウの中から Ramp と名付けられたプレハブをクリックして選択します。
プロジェクトウィンドウからヒエラルキーウィンドウもしくはシーンビューにプレハブをドラッグすることでシーン内にプレハブのコピーを置くことができます。これは、プレハブのインスタンスを作成することとして知られています。
Ramp プレハブのインスタンスを作成してみましょう。プロジェクトウィンドウから Ramp プレハブをヒエラルキーウィンドウ内の何もない空間にドラッグします。シーン内に Ramp プレハブのインスタンスが作成されます。
Ramp プレハブをプロジェクトウィンドウからヒエラルキーウィンドウにドラッグした時に、シーン内にプレハブのコピーが置かれました。より高い場所に登るための斜道がプレイヤーの使用可能な場所にあります。
再生ボタンをクリックして、私達が行った変更をテストしましょう。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターを緑色の三角マーカーまで動かします。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターを赤色の四角マーカーまで動かします。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
レーザーが道を妨げているため進むことができません。私達のゲームに変更を加えるために、再生ボタンをクリックして再生モードを終了します。
私達はレーザーを妨げるためのプレハブをシーンに追加する必要があります。プロジェクトウィンドウの中から PushableBox と名付けられたプレハブを見つけます。PushableBox プレハブをヒエラルキーウィンドウの何もない空間にドラッグします。PushableBox プレハブインスタンスがシーンに作成されました。
PushbaleBox プレハブのインスタンスの作成が完了しましたが、それは望む場所にありません。私達は定位置に動かす必要があります。ゲームオブジェクトを動かすためには、Transform と呼ばれるコンポーネントの値を変更します。全てのゲームオブジェクトが Transform コンポーネントを持っています。Transform コンポーネントはゲームオブジェクトがシーン内のどこにあるか、どのように回転され、どのようにスケーリングされるかに関する情報を保持します。
Transform コンポーネントの値を変えることでPushableBox ゲームオブジェクトを定位置まで動かしてみましょう。インスペクターウィンドウで Transform コンポーネントの position x の値を -2 に変更してゲームオブジェクトの x 座標を移動させます。
インスペクターウィンドウで Transform コンポーネントの position y の値を 2.5 に変更してゲームオブジェクトの y 座標を移動させます。
インスペクターウィンドウで Transform コンポーネントの position z の値を 10 に変更してゲームオブジェクトの z 座標を移動させます。
PushableBox ゲームオブジェクトの Transform コンポーネントの値を変更することで、ゲームオブジェクトのシーン内での位置を変更できました。PushableBox ゲームオブジェクトとは正しい場所にあります。
再生ボタンをクリックして、私達が行った変更をテストしましょう。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターを緑色の三角マーカーまで動かします。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターを赤色の四角マーカーまで動かします。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
キーボードの W, A, S, D あるいは矢印キーを使ってキャラクターをゴールまで動かします。ゴールは動く矢印が目印です。Escキーを押下すると最初からやり直しができます。
ゴールできました。再生ボタンをクリックしてチュートリアルは完了です。
このチュートリアルで私達は下記を学びました。
・プレハブはゲームオブジェクトのテンプレートのようなアセットの一種である
・プロジェクトウィンドウでプロジェクト内のアセットを見る方法
・シーン内にプレハブのインスタンスを作る方法
この章までで Basic Tutorial は全て完了です。Unity のチュートリアルやサンプルをもっと見たい場合は、Done をクリックしたあと Tutorial Projects や Resources を選択してみましょう。